酵母化粧品の先駆けと言われるSK-Ⅱですが、酵母化粧品の中でも別格、神エッセンスと称されるのがSK―Ⅱ(エスケーツー)のフェイシャルトリートメントエッセンス。女性なら知らない人はいないと言っても過言ではないほど有名すぎる化粧水であり、ロングセラー商品です。すべては日本の酒蔵で偶然目にした杜氏の手の美しさから始まりました。年齢を重ねた杜氏の顔には深いしわが刻まれているにも関わらず、その手は驚くほどなめらかで美しい。これがピテラが生まれる起源です。
日本で生まれたピテラは発売以来約40年来、どのように作られているのか明かされることはありません。この伝説のピテラが90%以上も詰め込まれているSK-Ⅱを代表するフェイシャルトリートメントエッセンスをあらゆる角度から検証し、落とし穴的要素はないのか、その効果についてみていきたいと思います。時代を超え、多くの女性の肌を透明感あるクリアな素肌へと導いてきたその中身とは?肌年齢はあなたの年齢とは関係ありません。購入を検討されている方はぜひ事前にご覧ください。
フェイシャルトリートメントエッセンスについて
エスケーツーのフェイシャルトリートメントエッセンスは、楽天ベストコスメ2019年年間総合ランキング、化粧水・ローション部門どちらも1位を獲得。1980年の発売以来その人気は衰えることを知らないベストセラー商品です。世界13の国と地域で人気を博しているSK―Ⅱは美しくありたいと願い女性達の心をとらえ、30年以上が経った現在も世代を超えて愛されています。
SK-Ⅱ独自のピテラを90%以上含み、肌に必要な要素に働きかけ、揺らぎやすい肌のコンディションを整えます。そして使うほどにうるおい溢れるクリアな素肌へ。SK-Ⅱを代表するエッセンスです。
ピテラは特別な酵母の発酵過程で生み出され、肌の中に本来存在する天然保湿因子(NMF)のいくつかを含んでいます。また、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類など50種類を超える有用成分を含んでおり、これにより肌本来の働きを整えます。
フェイシャルトリートメントエッセンスを使うことで、エイジングケア、くすみを防ぐ、ハリ、ツヤを与える、キメを整えるなどの効果が得られます。肌質問わず、あらゆる肌トラブルに対応でき、肌の底力を上げてくれるようなお守りとして購入する人も多いようです。肌への浸透力の高さも人気の秘密。さっぱりしているかと思いきや内側からハリを感じることができる使用感で、肌のつややかさ、透明感に出合えるでしょう。
サイズは75ml、160ml、230mlの3サイズ展開。コスパを考えれば230mlがおすすめですが、お財布や使う頻度によって選んでください。
フェイシャルトリートメントエッセンスの成分に落とし穴はある?
それでは気になる成分はどのようなものが入っているのか、フェイシャルトリートメントエッセンスの成分について語る上で、まずは全成分をみてみましょう。
全成分
ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ)、BG,ペンチレングリコール、水、安息香酸Na、メチルパラベン、ソルビン酸
驚くほど少ない全成分です。一番配合量が多いガラクトミセス培養液がSK-Ⅱ唯一の成分ピテラのこと。天然由来の整肌保湿成分になります。成分数だけみればとても少ないですが、前述した通りピテラの中には多くの有用成分が含まれているため、それらが肌に濃く働くイメージでしょうか。
その他は保湿、おそらく溶剤と防腐剤です。無駄なものはなく、香料も入っていません。香料で香りをつけていないため、発酵化粧品特有の発酵臭がします。このにおいが賛否両論ではありますが、実にシンプル、ピテラをダイレクトに肌に取り入れる処方設計といえます。
「肌が変われば気持ちが変わり、人生も変わる」と信じ、ひとりでも多くの女性にその効果を実感してほしいと願うSK―Ⅱは、この1本の化粧水からはじまり、今では約50種類のラインナップを誇る高級化粧品ブランドへと成長しました。多くの女性の人生さえも変えたフェイシャルトリートメントエッセンスの影響は絶大といえるでしょう。
価格についての落とし穴は?
それでは、価格についての落とし穴について考えます。SK-Ⅱは高級基礎化粧品ブランド。そのためお高いイメージだけでなく、実際高いです。
75ml | 9,350円 |
160ml | 18,700円 |
230ml | 24,200円 |
一番安い75mlでも躊躇してしまう価格かもしれません。使い方や量にもよりますが、使い続けることが大切なスキンケア商品なので迷いが生じるかもしれませんね。
ネット通販だと割引があるところもありますし、公式サイトでも期間限定のセットが販売されることもあります。店舗でも大幅割引がある時がありますのでそこを狙うのもありでしょう。ただ初めて購入するという方は、店舗で肌のカウンセリングをしてもらい、実際肌に塗布してもらって購入するのが懸命でしょう。
肌の状態はひとりひとり違います。価格に見合った商品なのか、お手入れの仕方や今の肌の状態をしっかり確認してほしいと思います。スキンケアはある意味自分と向き合う時間。価格とも相談しながら、自分の肌にとってベストなスキンケア商品をみつけてください。
口コミに落とし穴がある?
それでは、多くの女性を魅了してやまないフェイシャルトリートメントエッセンスの口コミに落とし穴があるのか、調べました。
・初めてテスターを使わせてもらった時に「独特の香りがします」と言われたのですが、使ってみてああなるほど。化粧品にはあまりない香りですが、今ではこの香りが酵母の力、そして効果も実感できる安心感につながっています。 ハリ肌への効果が高く、手放せません。私の場合は使い始めて一か月くらいでホウレイ線が薄くなってきました。これからも頼りにしています。
・肌がプツプツしてしまって、原因がわからなかった時にこちらのエッセンスを使いました。すると五日間くらいで肌が滑らかになり、キメも細かくなりました。それ以来ずっとこちらの化粧水を愛用しています。高いけれどそれだけの価値はあります!ピテラの香りもくせになって好きです。
・お値段が高く、リピし続けるのは難しいのですが、肌の調子が悪い時にたまに購入しています。やはり、こちらを使用した翌日は、朝になってもお肌がもっちりしっとりしていて、化粧ノリも全然違います。香りが独特ですが、いまだにこれほどまで効果を実感できる化粧水もなく、やはり天下のSK2だなと感じます。
・有名なので興味があり、どんなものなのかと思いきって購入しました。しかし、塗った瞬間から顔全体がピリピリ痛み真っ赤に、、私にはピテラが合ってなかったようです。もったいないことをしたなと思いました。肌はかなり強い私が初めて失敗したので敏感な方は気をつけたほうがいいと思います。
さすがSK-Ⅱの中でもベストセラー商品だけあって、高評価が非常に多いようでした。最初はこんなに高いスキンケアを続けるのは難しいと思っていた方も何かのきっかけに購入し、その後リピーターとして何年も継続しているところをみると、それほど効果を実感できる商品なのでしょう。これさえ使っていれば、それ以外の美容液やクリームはプチプラコスメでも大丈夫という方も多かったです。化粧水でありながら美容液のような効果で肌を内側からふっくら整えてくれて、乾燥肌だけでなく脂性肌、にきび肌など、どんな肌質の方でも受け入れられているようです。
発酵化粧品の落とし穴はにおい。このにおいをすんなり受け入れられる人と受け入れられない人、使っているうちに気にならなくなる人と様々です。この香りで酵母が入っている証と感じる方もいるでしょう。香りの感じ方には個人差がありますので何ともいえないのですが、まずは気になる方はカウンターで試してみたほうがいいでしょう。
注意点としては、発酵系スキンケアで刺激を感じる人、パッチテストを行って発赤、ピリピリする人もいるかもしれません。口コミにもちらほら肌に合わなかったという方もおられました。心配な方はまずカウンターなどで試してから購入してください。高い買い物だけに、口コミを信じて購入してしまってから失敗しないようにご注意ください。
フェイシャルトリートメントエッセンスのターゲット
高級基礎化粧品だけに、フェイシャルトリートメントエッセンスを使う年代も3~40代以降の女性をイメージする方が多いようですが、最近では20代からシニアまで、幅広い女性に愛用されているようです。
CMに出ていた女優さんのイメージもあるのでしょうが、5年、10年と若い頃から使い続けている方も多く、人生とともに必要不可欠なものとなっているようです。時々、若いうちから高級スキンケアを使うと肌が甘やかされてダメになるという都市伝説的な話を聞いたことがあるのではないでしょうか。しかしそれはありません。
そもそも私達が思うエイジングケア世代は30代後半以降。ただ、実際肌は20歳をピークに少しずつ衰えがはじまっています。そのため、若いうちからできるだけ高機能のスキンケアを行うことで、まだ表面に現れていないダメージや衰えを未然に防ぐことができるのです。まだ若いから、と適当なスキンケアを行っていれば、それが蓄積し結果として将来的に差がでてしまいます。
お財布とも相談ですが、SK―Ⅱをはやめに使っても全く問題ありませんし、エイジングケアの手段として取り入れることをおすすめします。
まとめ
発酵と酵母にヒントを得て研究開発されたピテラ。自然界にある350種もの酵母をひとつひとつ丁寧に調査した結果、ある酵母を特定の条件下で発酵させると、肌への高い効果を発揮するエッセンスを作り出すことがわかりました。これが唯一無二のピテラです。これをろ過し、ほとんどそのままボトルに詰めて製品化しているのがフェイシャルトリートメントエッセンス。
通常の化粧水は、多くが水の配合量が一番多いのですが、フェイシャルトリートメントエッセンスはほとんどがピテラ。だから高い理由も納得できるでしょう。有用成分を贅沢に配合しているから肌への効果も格段に違う。30年以上成分をほとんど変えていないのも自信のあらわれでしょう。
ハリ、ツヤ、キメ、明るさ、うるおい。肌が本来あるべきクリアな姿に整えてくれるという効果に秀でていることは確かです。エイジングとともに本来あるべき成分、自分の肌で作ることができなくなった成分をピテラが補ってくれ、肌を底上げしてくれます。あえてフェイシャルトリートメントエッセンスの落とし穴を挙げるとすれば、ピテラはいまだ解明の途中であり、無限の可能性を秘めた成分だということではないでしょうか。