近年のナチュラル志向の高まりにより注目度が高まっている洗顔石鹸は、合成界面活性剤が含まれておらず、洗顔フォームに比べて肌や環境に優しいのが特徴です。
洗顔石鹸にもさまざまな種類がありますが、今回注目したのは“すっぴんでも生活できる美肌”をコンセプトに10年以上売れ続けているスキンケアブランドあきゅらいずの「泡石」。和漢ハーブを配合した洗顔石鹸です。シンプルなケアで効果を実感できる妥協しない素材選びと、肌にやさしい製法で多くのあきゅらいずファンを獲得。必要なものを必要な量だけ与えるスキンケア。
しかし、注目度の高い商品とはいえ洗顔石鹸の利用者はまだまだ少数派。メリットが良く分からないという方も多いかと思います。洗顔フォームにはない落とし穴などが潜んでいるかもしれませんので、成分や使い方、口コミなどを見ながらあきゅらいずの洗顔石鹸「泡石」にどのような特徴があるのか確かめていきましょう。
あきゅらいずについて
泡石を販売しているあきゅらいずは、元々大手の化粧品会社で美容部員をしていた女性が2003年に立ち上げたスキンケアブランドです。あきゅらいずが着目したのは現代女性がやってしまいがちな3つの“スギ”。
- 必要な潤いまで流してしまう「洗いすぎ」
- 洗いすぎによって水分が奪われた肌を必死に保湿する「つけすぎ」
- 肌をきれいに見せたいという想いからファンデーションなどを「塗りすぎ 」
この3つの習慣が肌の負担になっていると考え、現代女性の肌悩みの根本である“潤い”と“代謝”に注目。和漢ハーブの力でキメとツヤのある素肌美人を目指します。
脱ファンデーションを目指すあきゅらいずは、社長をはじめ、なんと社員全員がすっぴんで出社しているんだとか。「すっぴんでおでかけしましょ!」でおなじみのCMや広告は目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
今までの習慣をやめ、シンプルケアを推奨するあきゅらいずは、化粧品やスキンケアに依存せず、素肌のきれいな人になってもらうお手伝いをする会社。キメが整いツヤのある素肌。その素肌に自信をもっていきいきと暮らしてほしいというのがあきゅらいずの願いです。
今回取り上げる泡石の他にも、メイク養品、美養雑貨など、バラエティーに富んだ商品ラインナップがあり、いずれも女性を内面から輝かせてくれることに重点を置いた構成になっています。
泡石の成分に落とし穴はある?
あきゅらいずの製品に欠かせない成分が「草根木皮たまり」という和漢ハーブエキス。泡石を含む基本のセレクトにはすべて配合してあります。
日本人の肌質に合わせて厳選した保湿力を秘める10種類の和漢ハーブを、薬剤を使わない水抽出法によりじっくり丁寧に抽出したもので、両手いっぱいのハーブから抽出できるのはわずかスプーン1杯分。余計な成分は含まず、ハーブの力をぎゅっと凝縮したエキスを固めているので浸透力が高く、肌が本来持つ潤いを保ちながらキメを整える効果があります。
【10種類の和漢ハーブ】金銀花(きんぎんか)、紅花(こうか)、玄参(げんじん)、絞股藍(こうこらん)、黄蓮(おうれん)、紫草(むらさきぐさ)、丹参(たんじん)、黄精(おうせい)、蛇床子(じゃしょうし)、御種人参(にんじん)
和漢ハーブは中国の研究所と日本の分析センターにて行われる厳しい審査を通過した素材のみを使用しているため、安全性も保障されています。肌に良くないとされる合成ポリマー、合成界面活性剤、石油系合成界面活性剤も含まれていないため、副作用の落とし穴もなく肌が弱い方でも安心して使用できるのではないでしょうか。
泡石は草根木皮たまりのほかに、セラミド、アロエベラ葉エキス、カッコンエキス(クズ根エキス)など、徹底的に保湿にこだわった成分配合でできています。
泡石の全成分をのせておきます。
カリ含有石ケン素地、DPG、水、グリセリン、ソルビトール、スクロース、タンジン根エキス、ゴマノハグサ根エキス、オカゼリ果実エキス、ベニバナ花エキス、ポリゴナツムムルチフロルム根茎/根エキス、スイカズラ花エキス、アマチャヅル葉エキス、ムラサキ根エキス、オタネニンジン根エキス、オウレン根エキス、コメヌカエキス、クズ根エキス、アロエベラ葉エキス、クロレラエキス、スクワラン、セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP、フィトスフィンゴシン、コレステロール、グリチルリチン酸2K、スーパーオキシドジスムターゼ、BG、ステアリン酸スクロース、ステアロイルグルタミン酸2Na、ラウロイルラクチレートNa、カルボマー、キサンタンガム、エチドロン酸4Na、トリルビグアニド、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、(クロロフィリン/銅)複合体
価格についての落とし穴は?
あきゅらいずのこだわりが詰まった草根木皮たまりを贅沢には配合した泡石ですが、価格はいくらで販売されているのでしょうか?また、公式サイトより安く購入できる場所はあるのかも調べてみました。
商品名 | 泡石(ほうせき) |
価格 | 3,703円(税込) |
容量 | 110g |
使用期間 | 約3ヶ月 |
3ヶ月分で3,000円台なので高くもなく安くもなくといったところでしょうか。しかし、もし本当に泡石を使用することですっぴん美肌を手に入れることが出来るのであれば、ファンデーションやコンシーラーなどメイク用品に費やしていた分を節約することができます。そう考えると将来的にはトータルの美容費用は抑えられているかもしれませんね。
通常石鹸というと安いイメージがあるので、石鹸1個に3千円も・・・と思ってしまうかもしれませんが、化粧品はコストパフォーマンスが重要。それだけの価値があるのか自分の目で見極めてください。
少し割高にはなりますが約1ヶ月分の35gサイズもあり、1,448円で販売されているので、肌に合うか不安な方は小さいサイズで試してみてもいいでしょう。
泡石はAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングでも販売されていましたが、公式サイトより安く販売されているところはありませんでした。さらに公式サイトの定期購入であれば通常価格よりお得に購入できますので、気になる方はチェックしてみてください。
コスパについては?
泡石の110gは3ヶ月分として販売されています。3ヶ月もつ方は1ヶ月に換算すると1,000円ちょっとなのでコスパは良いと言っていいでしょう。
しかし、泡立て方によっては落とし穴があるようで、泡立て方によっては2ヶ月程度でなくなってしまうという方もいるようです。肌のためにはしっかりと泡立てるほうが良いのですが、思ったよりも減りが早くて気になるという方は泡立て方を調整してみてください。減らしすぎもよくないですが、3ヶ月は使える量になっています。
浴室に置きっぱなしにしない、保管方法に気をつけることも大切です。ただし、けちってしまい泡が立っていない状態で洗ってしまうと摩擦となり、肌への負担となってしまうので、豊かな泡が手と顔の間のクッションとなるようやさしく洗ってください。泡立て方法もあきゅらいずで説明があるので、それに従ってくださいね。
口コミに落とし穴がある?
実際に使用した方の感想を見ていきましょう。
・2日後には肌が柔らかくモチモチするようになった。
・悩んでいた毛穴、ニキビ、ごわつきが全て改善されました!
・超敏感肌ですがトラブルもなく、少しずつキメが整ってきました。
・何を使っても荒れてしまうので困っていたのですが泡石に救われました!
肌の変化を実感したという口コミは多く、自信を持ってすっぴんで出歩けるようになるまでは少し時間がかかるようですが、着実に肌の調子を整えていくことのできる商品のようです。
何年もリピートしている、他の商品に浮気をしたけどまた戻ってきたなどの口コミも目立つことから満足度の高さが伺えます。泡の質に対する評価も高く、もっちり泡、きめ細かい泡、弾力がある泡で、洗いあがりも保湿する前から肌がてに吸いつくようなもっちりを実感できたという人も。数年~10年以上使い続けているほどファンがいる泡石は一度使ってみる価値があるでしょう。香りがないところも好まれています。
使用感はどうでしょうか?
泡石のこだわりは“泡”にもあります。粘り気があって消えにくい、へこたれない不思議な泡が特徴的で、使用感を絶賛する声が非常に多く見受けられました。
・使い心地が本当に良い! キメの細かいモコモコの泡がやみつきになります。
・モチモチの泡と洗い上がりのすっきり感が忘れられない
・洗い流すとすぐにヌルつきがなくなり、泡切れバツグン!洗顔後のツッパリ感も気になりません。
泡石が人気の理由は肌への効果だけでなく独特の泡にもあるようです。洗い上がりのすっきり感も好評のようでした。石鹸のイメージとして、皮脂を取り過ぎて乾燥するという点があるかと思いますが、泡石ではそういった声は聞かれません。
泡石が他にはない濃密泡を作れるのは、泡石が保湿成分をたっぷり含んだ潤いの塊であるから。この泡だからこそ肌に余計な負担をかけず優しい力加減で洗い上げることができ、どんな肌質の方でも潤う洗顔を実現しています。低刺激なので肌トラブルを起こしていても使え、汚れはしっかり落としてくれると、リピーターになる人続出の使用感です。
泡石の使用方法は?
使い方を変えたらびっくりするくらい効果が変わった!という口コミもありましたので、使用方法、特に泡立て方はしっかり守るようにしましょう。ズボラな方にとっては落とし穴になってしまうかもしれません。正しい方法でお手入れをしないと効果が実感しにくくなるようです。
公式サイトでは動画で使い方を紹介しているのでそちらも参考にしてみてください。
1.手で泡立てる方法
ぬるま湯でたっぷり濡らした泡石を2~30回クルクル撫でながら泡の種を作ります。その泡を泡だて器で混ぜるように、そして抹茶を立てるようにしっかりと混ぜ、濃密泡に仕上げます。生クリームのように角が立つ泡に仕上げるのがポイント。
その泡を優しく顔に乗せ、中指と薬指の指元の腹でゆっくり泡を転がすように顔全体に馴染ませます。その後、ぬるま湯を優しく肌に押し当てるようにすすぎます。泡を残すことがないようにしっかり洗い流してください。
2.ネットで泡立てる方法
公式サイトで販売している「泡もこネット」を使用します。ぬるま湯でたっぷり濡らした泡石をネットに入れ、お湯を足しながらクルクルと2~30回撫でながら泡の種を作ります。泡石を取り出し、ネットの向きを変えながら空気を混ぜるように転がします。
弾力のある泡になってきたらネットを折りたたむように握り泡を集めます。ネットから泡を取り、仕上げは手で。濃密泡が完成したら「手で泡立てる方法」と同じ手順で洗顔していきます。
泡立て方ひとつで使用感や汚れの落ち具合がまったく異なってくるのが洗顔料の特徴。正しい方法でケアしないと思わぬ落とし穴にはまってしまいます。
まとめ
ハーブを抽出する際、一般的な化粧品はアルコールを使用して抽出します。しかし、あきゅらいずは水抽出法によりアルコールフリーを実現。また、泡石は保湿力の高い和漢ハーブを厳選したことで濃厚な泡となり、成分・泡ともに肌への優しさを考慮した洗顔石鹸と言えます。
泡立てが面倒に感じてしまう方もいるかもしれないのでズボラ女子には不向きかもしれませんが、その分使い心地が良く、満足度の高い洗顔が出来ます。続けれらるかどうか、一度試してみる価値はあると思います。
公式サイトでは4日分のあきゅらいず基本セット(泡石・優すくらぶ・秀くりーむ)が1,380円で販売されているようなので、ライン使いを検討している方はまずは基本セットで使用感を試してみるのも良いでしょう。より効果的に素肌美人を目指すことが出来ます。
すっぴんに自信のない方、高価な化粧品を使ってもいまひとつ効果を実感できない方、肌トラブルが絶えない方。あなたに必要なのは、特別なケアをプラスすることではなく、そぎ落とすことかもしれません。贅沢なシンプル、あきゅらいずで本当に肌が必要としているものだけ、必要な量を与えてみませんか?