お酒のブランドとして人気がある菊正宗の美容液に落とし穴がある?
古くから愛されてきたお酒。その中でも長い歴史を誇る菊正宗ですが、化粧品についてはどうなのでしょうか?商品メーカーではないので色々とわからないことが多いと思います。
そこで、成分・価格・口コミなど様々な視点から検証していきましょう。
菊正宗について
創業万治2年(1659年)という歴史を誇る菊正宗酒造が販売する化粧品ブランドです。お酒については文句なしの信頼がありますが、化粧品の歴史は2010年に入浴料を発売してからの開発のようです。
日々、研究を重ねる菊正宗は酵母や発酵などのお酒に必要な研究をつづけている中で、肌への有効性を発見。現在の化粧品ではその原料が使用されています。元より、日本酒は米ですので、日本人にとってなじみ深いと言っていいでしょう。その米エキスを使用していることから、お酒と同じくこだわりが感じられます。
菊正宗は、日本酒が有名なブランドではありますが、焼酎やリキュール、酒粕、酒器など様々な商品を販売しており、美容液には「菊正宗の純米吟醸酒」を配合していることで、化粧品に対するこだわりが伝わってきます。
菊正宗 日本酒の美容液の成分に落とし穴はある?
主成分は日本酒と書いてありますがコメ発酵液のことです。乾燥した肌にたっぷりの潤いを与え肌の状態を整えるコメ発酵液は、肌なじみがとても良く高い浸透力があります。
さらに、アミノ酸・セラミド・ビタミンC誘導体がプラスで配合されており、高い保湿力を実現。肌の奥深くまで届けることが出来なかったビタミンCをしっかりと真皮にまで届けられるように開発されたビタミンC誘導体によって、白く透き通るような素肌へ導きます。
他にも、ニキビ予防に効果的なグリチルリチン酸2Kの配合で、肌トラブルへの効果も発揮してくれます。商品としてはすごくいい成分が配合されており、弱酸性・無着色・無鉱物油と敏感肌の方でも使用できるように処方されていることを考えても落とし穴はないといえるのではないでしょうか。
価格についての落とし穴は?
成分面では非常に優秀な商品だということがわかりましたが、高価すぎる商品ではなかなか継続して使用することが出来ません。価格に落とし穴は無いのかしっかりと見ておきましょう。
商品名 | 菊正宗 日本酒の美容液 |
価格 | 1,944円(税込) |
容量 | 150ml |
使用期間 | 約2ヵ月~3ヵ月 |
一般的な美容液は30mlや60mlぐらいで販売されているものが多いと思いますが、菊正宗はなんと150mlと大容量です。これだけの容量があれば贅沢に使わなければかなりの期間もちますので、ややたっぷり目で使用することでしっかりと効果を感じることが出来るのではないでしょうか。
日本酒を作っている杜さんの手の写真を見ましたが、明らかに手首より先の部分が白く美しい肌になっていましたので、日本酒の効果は本物のようです。
コスパについては?
美容液として価格で見ても非常に安いと言えますが、注目はやはりその容量です。2,000円未満で購入できる商品が、大事に使えば3ヵ月持つかもしれないというのは、約650円で1ヵ月分ですので、コスパとしては最高ではないでしょうか。
さらに、美白系の効果を持っている美容液ですので、同じような成分配合の美容液をこの価格で購入しようとしてもなかなか見つけられないと思います。使い続けることを考えても落とし穴はないといえるのではないでしょうか。
口コミに落とし穴がある?
成分や価格だけではわからない使用者の声はとても重要です。どれだけ良いものでも多くの方が低評価を付けている商品であれば、購入してから後悔してしまう落とし穴にはまりますのでしっかりと確認していきましょう。
・濃厚な美容液で、その持続力に感動です。
・この価格でこんなに保湿されるとは思いませんでした。
・ほうれい線が薄まったような気がします。
・私は超乾燥肌ですが全然乾燥しません。
・浸透してる、と実感できる一品です。
・お酒好きにはたまらない香りです!保湿効果もきちんとあります!
・日本酒の香りがほのかにします。
・使い心地がどの部分もサラサラです。
使用感や効果効能については高評価を付けている方が多い印象を受けました。しっとりしていて、使用後の肌はプルプルになると記載している方がいるほどその保湿力は高いようです。
高い効果があり、価格も安く、大容量ということで、コスパの良さも人気の一つだといえるでしょう。口コミをしている方の多くは、菊正宗の化粧水などのほかのラインを使用している方が多いようでしたので、やはり合う人には同じブランドでそろえるのが効果的なのかもしれません。
においや使用感はどうでしょうか?
菊正宗はそのイメージ通りお酒の匂いがします。しかし、一瞬匂いがありすぐ消えるということで気にならずに使用できるという方が多い印象です。
しかし、もともと日本酒が苦手という方には、その一瞬のにおいが耐えられないという内容の口コミもありましたので、こればっかりは好みによって分かれるのかもしれません。
使用感については、滑らかでとろみのあるテクスチャーは伸びがすごく良く、しっかりと顔全外になじませた後は、枕の繊維が張り付いてしまうぐらいプルプルになるようです。
あまりしっとりしすぎるのが苦手な方には不向き化もしれません。
2,000円以下の商品でここまで満足される商品は珍しいと思いますので、匂いが気にならなければおすすめの商品だと言えます。
菊正宗 日本酒の美容液の使用方法は
クレンジング→洗顔→化粧水の後に使用します。
適量として2~3プッシュ程手に取り、優しく顔全体になじませていきますが、このときはマッサージをするような感じではなく、撫でるように優しくなじませることをオススメします。
万が一目に入ってしまったり、お肌に赤みや腫れ、かゆみが出てしまった場合はすぐに洗い流して使用を控えるようにしてください。これは、菊正宗に限らず効果効能が高い化粧品の多くに記載されていますので、確認してみて下さい。
菊正宗 日本酒の美容液のターゲットは?
イメージとしては、日本酒のにおいがする化粧品であり、ブランドとしても日本酒が好きな方に幅広く愛されていることを考えても、30代~がターゲットなのではないでしょうか。
しかし、価格帯は手に入れやすい価格なので、日本酒が好きであったり匂いを気にしないのであれば全年齢層に購入者がいてもおかしくはありません。
使用感についてみていると、非常に高い保湿力があることがわかりますし、主成分がお酒ということで、肌なじみの良いお米成分は角層の奥深くまでしっかりとうるおいを届けてくれるため、乾燥肌・敏感肌の方は特にターゲットといえるのではないでしょうか。
一番安く購入できる方法は?
公式サイトでは、なんと在庫がなくなっているようで、注文が困難なようです。
Amazonでは正規の価格で販売されているようですが、その他通販サイトでは価格が異なります。
販売している通販サイトが多く、その中でも価格だけを見るとWowma!とYAHOO!ショッピングが安い印象を受けましたが、どちらも送料があり、合算するとむしろ少しお高くなってしまうようです。
通販サイトごとに送料有無が異なりますので、お住まいの地域とかかる送料をしっかりと確認してから注文するようにしましょう。単品購入をすることを考えると、現在確認している中では、ヨドバシカメラが送料無料で一番お安く購入できるようです。
他商品の購入予定がある場合は、YAHOO!ショッピングやWowma!でまとめ買いすることでお安く購入できるでしょう。
まとめ
日本酒のブランドとして高い信頼と人気を誇る菊正宗の美容液ですが、お酒を主性分として、これまでに積み重ねてきたお酒の研究を活かす手法で化粧品を開発しているため、そのこだわりはまさにお酒と同格と言って差し支えないとおもいますので、落とし穴はないといえるでしょう。
これまでのブランドの歴史、高品質で低価格を実現するこだわりなど、とても優秀な商品であることがわかりましたので、日本酒のにおいが好きな方や気にならないという方にはおすすめできる商品だといえます。
同じ効果を持った商品は多数あれど、主成分や価格帯は違います。その中で自分に合った化粧品を見つけるのは至難の業、まずは興味のあるものや目を引いたものを試していくことでより早く自分に合った化粧品と出会えるのではないでしょうか。
菊正宗 日本酒の美容液の全成分をご紹介
水 | あああああ |
グリセリン | 保湿 |
BG | 保湿・防腐剤・溶剤 |
グリコシルトレハロース | 保湿 |
加水分解水添デンプン | 保湿 |
コメ発酵液 | 皮膚コンディショニング剤 |
グルタミン酸 | 保湿 |
アルギニン | 保湿・バリア改善 |
グリシン | 保湿・美白 |
アスパラギン酸 | 保湿・美白 |
セリン | 保湿・美白 |
バリン | 保湿 |
プロリン | 保湿 |
イソロイシン | 皮膚コンディショニング剤 |
トレオニン | 保湿・美白 |
ヒスチジン | 皮膚コンディショニング剤 |
アラニン | 保湿・美白 |
フェニルアラニン | 保湿 |
セラミドEOP | バリア改善・保湿 |
セラミドNP | 皮膚コンディショニング剤 |
セラミドAP | 皮膚コンディショニング剤 |
アスコルビルグルコシド | 皮膚コンディショニング剤 |
リン酸アスコルビルMg | 美白・抗炎症・抗老化 |
プラセンタエキス | 美白・保湿・抗酸化・抗老化 |
アルブチン | 美白 |
グリチルリチン酸2K | 抗炎症・抗アレルギー・刺激緩和 |
ベタイン | 保湿 |
スクワラン | エモリエント |
トリエチルヘキサノイン | 皮膜形成 |
イソステアリン酸 | 感触改良・表面処理 |
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) | エモリエント・抗シワ |
コレステロール | 保湿・エモリエント |
フィトスフィンゴシン | 皮膚コンディショニング剤 |
乳酸Na | 保湿 |
PCA | 保湿 |
PCA-Na | 保湿 |
ラウロイルラクチレートNa | 乳化剤 |
ポリソルベート20 | 乳化剤 |
ポリソルベート60 | 乳化剤 |
PEG-60水添ヒマシ油 | 乳化剤 |
カルボマー | 増粘 |
キサンタンガム | 増粘 |
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー | 界面活性剤 |
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー | 乳化安定剤 |
EDTA-2Na | キレート |
水酸化K | ph調整 |
エチルヘキシルグリセリン | 保湿・防腐剤 |
カプリル酸グリセリル | 防腐剤 |
フェノキシエタノール | 防腐剤 |
香料 | 香料 |