些細な刺激で肌が荒れてしまったり、痒みが出てしまったり…そんな敏感肌の方達にとってスキンケア選びは永遠のテーマとも言えるのではないでしょうか?
敏感肌に向けた刺激の少ない化粧品もたくさん販売されるようになってきてはいますが、中にはそれでも肌荒れを引き落としてしまう方もいるようで、なかなか自分に合う化粧品が見つからず困っているといった声もよく耳にします。
最近では敏感肌向けのスキンケアブランド「ハレナ」のオーガニックオールインワンミルクが注目されていますが、「肌にやさしい」という言葉に惑わされず、その商品にどんな成分が配合されているのか?どんな効果があるのか?敏感肌の方は特にしっかりと見極めることが大切だと思います。
肌にやさしいだけで満足感が得られない等の落とし穴がないのかも気になるところです。
オーガニックオールインワンミルクについて
ハレナ(HALENA)は、ベビースキンケアのブランドとして有名なアロベビーと共同開発した商品を扱う敏感肌向けのオーガニックスキンケアブランドです。
その第2弾として2019年1月に販売を開始した新商品が、今回検証するオーガニックオールインワンミルク。繊細な赤ちゃんの肌にも使える保湿成分をベースとしており、100%天然由来、国産オーガニックで作られた肌にやさしい保湿乳液のオールインワンです。
化粧水・乳液・美容液・クリーム・パックの5つの機能を持つため、洗顔後のスキンケアはこれ1本でOK。販売開始から間もない商品ですが、既に多数の雑誌に掲載され話題となっています。
オーガニックオールインワンミルクの成分に落とし穴はある?
まずは全成分を見ていきましょう。
水、オレンジ果実水*、グリセリン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ペンチレングリコール、セテアリルアルコール、オリーブ果実油*、シア脂*、炭酸ジカプリリル、ヒアルロン酸Na、キイチゴエキス*、フィトスフィンゴシン、アロエベラ液汁*、α-グルカンオリゴサッカリド、トレハロース、オプンチアフィクスインジカ種子油*、ホホバ種子油*、アルガニアスピノサ核油*、スイゼンジノリ多糖体、シロキクラゲ多糖体、バオバブ種子油*、エーデルワイス成長点細胞培養物、クチナシ成長点細胞培養物、ザクロ種子油*、セイヨウニワトコ花エキス*、ホソババレンギク成長点細胞培養物、チャ葉エキス*、ヒマワリ種子油、カプリル酸グリセリル、キサンタンガム、ステアリン酸グリセリル、ステアロイル乳酸Na、セテアリルグルコシド、トコフェロール、ベヘニルアルコール、ビターオレンジ花油*、オレンジ油*、ラベンダー油*、ローズマリー油*(*印はオーガニック栽培原料)
オーガニックと言っても美容液成分はしっかり配合されているので美肌効果も◎。美容液成分が約97%配合となっています。
肌にハリや弾力を与える成分としてエーデルワイス成長点細胞培養物、クチナシ成長点細胞培養物、ザクロ種子油。ツヤ・透明感のある肌へと導く成分としてセイヨウニワトコ花エキス、ホソババレンギク成長点細胞培養物、チャ葉エキス。肌にやさしく潤いを与える保湿成分としてヒアルロン酸、シア脂、ホホバ種子油が配合されています。
敏感肌の方は避けたい成分である香料・合成色素・鉱物油・エタノール・シリコン・紫外線吸収剤等は配合されていません。パラペンやフェノキシエタノールといった防腐剤も不使用です。
パラペン不使用と記載している商品でも代わりにフェノキシエタノールが配合されている商品が近年増えています。化粧品にフェノキシエタノールを入れることは必ずしも悪いことではないので、配合されているからといって落とし穴とまでは言えませんが、敏感肌にとっては刺激の原因になり得る成分。できれば避けたい成分です。オーガニックオールインワンミルクにはパラペンもフェノキシエタノールも含まれていないということなので、さすが敏感肌用のスキンケアブランドと言ったところでしょうか。
何と言ってもベースとなっている成分が赤ちゃんの肌にも使える成分ということですので、信頼性は高いのではないかと思われます。
価格についての落とし穴は?
敏感肌におすすめされている商品だけあり成分面は本当に敏感肌に配慮して作られているようでしたが、オーガニックというと通常よりも高価なイメージもあります。スキンケアは毎日行うものですので、肌のためとはいえあまりに高価すぎる商品であれば手が伸ばしにくいものです。
商品名 | ハレナ オーガニックオールインワンミルク(保湿乳液) |
価格 | 3,500円(税抜) |
容量 | 150ml |
使用期間 | 1ヶ月半~2か月 |
価格だけ見るとスキンケア商品としては少し高価な印象はありますが、オーガニックオールインワンミルクは1本5役。品質も考えると3,500円というのは決して高い価格設定ではないように感じます。
また、オーガニックオールインワンミルクには定期便があり、そちらで申し込んだ場合は初回が980円(税抜)、2回目以降も10%オフの3,150円(税抜)で購入できます。
受取の回数制限もないようなので、定期便の落とし穴としてありがちな「解約できない」ということもありません。15日間の返金保証もついているので万が一肌に合わないとしても安心ですね。
コスパについては?
1~2プッシュで使った場合、使用期間の目安が1ヶ月半程度のようです。伸びが良く1プッシュでも十分顔全体にいきわたるようなので、1か月半以上もつ方も多いのではないでしょうか。
安くはない商品ですが、オールインワンなので他のスキンケアアイテムの節約ができ、2か月もった場合は1ヶ月あたり1,750円になりますので、コスパ自体は悪くはないのではないでしょうか。
口コミに落とし穴がある?
敏感肌には明確な定義がないため、何が原因で肌トラブルを引き起こしてしまうのかは人によって異なります。とは言え、悪評が多い商品ではあまり使いたいと思えませんし、実際に使った人の口コミは気になりますよね。
買った後に後悔しないよう、口コミもしっかり見ていきましょう。
・肌が荒れてしまった時も刺激なく使用できた!
・サラっとしているのに保湿効果もしっかり感じられる。
・肌荒れしているところも沁みないので使いやすい!肌が柔らかくなりました。
肌が荒れたという口コミはなく、オールインワンですが物足りなさを感じることもなく満足している方が多い印象でした。「肌がもちもちしてきた」「ハリがでてきた」という方も多く、美容成分でしっかり保湿もできていることが伺えます。
赤ちゃんの肌にも使える成分がベースとなっていることから、敏感肌の方だけでなく子育て中の女性からも高く評価されていました。
少し気になったのが、「浸透力が悪い」といった口コミが多々見受けられた点。
しかし、「じっくりハンドプレスするとモチっとした弾力のある肌になる」といったような口コミが何件かありましたので、少し手間に感じてしまう方もいるかもしれませんが、手で押し込むようにしっかりと馴染ませてあげることで浸透力についての問題は改善されるのではないかと思います。
あまりに乾燥が酷い肌の場合は他のクリームを上乗せしたほうか良いかもしれませんが、多くの方は保湿力に満足しているようでしたので落とし穴とまでは言えないでしょう。
においや使用感はどうでしょうか?
においは強すぎず、ハーブ系のさわやかな香りです。
オイルの成分も含まれていますが、ミルクなのでテクスチャーはとろっとしていますが、馴染ませていくうちにサラッとした仕上がりとなるため、ベタつきが嫌な方でも気にせずに使用できるのではないかと思います。
オーガニックオールインワンミルクの使用方法は
洗顔後の清潔な肌に、適量(目安は1~2プッシュ)を手に取り顔全体へ優しくしっかり馴染ませます。温めた肌に使用することでさらに浸透力がUPします。
乾燥が気になる場合には重ね付けがおすすめです。
オーガニックオールインワンミルク使いやすいポンプタイプ。初めて使う際は、すぐには中身が出てこないので数回ポンプを空押ししてください。
オーガニックオールインワンミルクのターゲットは?
オーガニックオールインワンミルクは肌へのやさしさを1番に考え作られています。敏感肌が酷く肌に合う化粧品がなかなか見つからない方、季節の変わり目で肌が過敏になっている時などに特におすすめのスキンケアアイテムです。
年代問わず使用して頂ける商品ではありますが、妊娠出産で肌がデリケートに変化し、敏感肌になってしまう女性が多いことからか、口コミサイトの年齢層は30代が最も多いようでした。オールインワンなのでスキンケアの時間を短縮できるということも子育てや家事、仕事など何かと忙しい30代女性から支持されている要因の1つではないかと思います。
一番安く購入できる方法は?
オーガニックオールインワンミルクは公式サイトのほかに大手ショッピングサイトで販売されていますが、単品で最も安く購入できるのは楽天の公式アカウントのようです。商品の価格自体は同じなのですが、楽天は送料が無料ですが公式サイトは送料が発生してしまいます。
ロフトや東急ハンズなど店頭でも取り扱っているようですが、楽天同様、定価3,500円(税抜)での販売です。定期購入に抵抗がない方でしたら、公式サイトから初回980円(税抜)で申し込みが出来る定期便が1番お得に購入できる方法となります。
定期便なら2回目以降も定価の10%オフ、さらに13回目以降は15%オフとなり、継続中にプレゼントもあるとのこと。もちろん送料は毎回無料です。
まとめ
ハレナ オーガニックオールインワンミルクについて、本当に敏感肌の方でも安心して使える商品なのかを検証してきましたが、100%天然由来・国産オーガニック・赤ちゃんの肌を保湿するさやしい成分をベースに作られているため、刺激を感じにくい商品であると言えます。また、肌へのやさしさだけでなく肌にハリ・弾力・うるおいを与える美容液成分を配合しているため、使用感の満足度も高く評価されていました。
価格面についても、化粧水・乳液・美容液・クリーム・パックの役割を持つため、別々で購入するよりもトータルで発生するコストは抑えることができるのではないかと思います。
何が刺激になっているかは人によって異なるので、すべての方が問題なく使用できるとは言い切れませんが、これまで自分に合う化粧品が見つからなかった方でも期待できる商品ではないでしょうか。